『AIに書けない文章を書く』
出版記念講座
開催日程、費用
『AIに書けない文章を書く』出版記念講座
- 2025.03.22(土)20:00~21:30
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講座参加費無料
開催日程/費用
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『AIに書けない文章を書く』出版記念講座
日時 時間 開催場所 2025.03.22(土) 20:00~21:30 オンラインイベント
講師紹介
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前田 安正
プロフィール未來交創株式会社 代表取締役
文筆家/文章コンサルタント/広報アドバイザー
朝日新聞 元校閲センター長、元用語幹事
早稲田大学卒業、事業構想大学院大学修了
10万部超の『マジ文章書けないんだけど』(大和書房)の著者。日本語や文章に関する著書は累計30万部超。
近著は『AIに書けない文章を書く』(ちくまプリマー新書)、『伝わる文章がすぐ書ける 接続詞のコツ』(すばる舎)など。
新聞社で校閲・編集・コラム執筆をしていた知見を活かして、企業・自治体などで「執筆・編集・リライト・校閲」についてのコンサルティングや研修事業を展開している。また、個人向けにライティングセミナー「マジ文アカデミー」を主宰、幼稚園・小学校受験の願書講座「お受験は願書が8割」を開いている。また、新聞・雑誌、テレビ・ラジオなどメディアへも多く登場している。
講演や研修の依頼・問い合わせなどは、弊社ホームページhttps://kotoba-design.jp/までお願いします。
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AIは本当に「文章」が書けるのだろうか
AIが急速に発展して、自ら文章を書く時代ではない、という雰囲気が醸成されているように思います。ものを書くスピード、まとめる能力は、確かにAIの方が数倍、数百倍優れています。
しかし、AIは本当に「文章」を書けるのか。これは、僕がずっと疑問に思っていたことです。
手元の辞書によれば、文章は「書き手の思考や感情がほぼ表現し尽くされている一まとまりの統一ある言語表現」とあります。AIには、思考や感情そのものがありません。つまり、AIには「文章」は書けないということになります。
では、AIが書くものは何なのか。
さらに、文章は、書き手の思考や感情が「ほぼ表現し尽くされている」とあります。つまり、完全には表現し尽くされたものはないということです。
大げさな物言いをすれば、世の中のすべては「ほぼ」で埋め尽くされています。書店のビジネス書コーナーにいけば、文章の書き方、ビジネスマナー、マーケティングなどを始め、さまざまな分野の本が何冊も並んでいます。もし、これらについて表現し尽くされた本があれば、その1冊だけでいいはずです。これほど多くの書籍を必要としません。哲学、経済、文学、芸術、スポーツ・・・あらゆる分野において、表現し尽くされたものは、ないのです。
文章の元になる言葉もまた、あやふやな概念にすぎず表現し尽くされていません。こうしたあやふやな言葉や文章を使って、僕たちは何をどう表現したらいいのか。
そんなところから、言葉と文章の旅を始めてみようと思うのです。
しかし、AIは本当に「文章」を書けるのか。これは、僕がずっと疑問に思っていたことです。
手元の辞書によれば、文章は「書き手の思考や感情がほぼ表現し尽くされている一まとまりの統一ある言語表現」とあります。AIには、思考や感情そのものがありません。つまり、AIには「文章」は書けないということになります。
では、AIが書くものは何なのか。
さらに、文章は、書き手の思考や感情が「ほぼ表現し尽くされている」とあります。つまり、完全には表現し尽くされたものはないということです。
大げさな物言いをすれば、世の中のすべては「ほぼ」で埋め尽くされています。書店のビジネス書コーナーにいけば、文章の書き方、ビジネスマナー、マーケティングなどを始め、さまざまな分野の本が何冊も並んでいます。もし、これらについて表現し尽くされた本があれば、その1冊だけでいいはずです。これほど多くの書籍を必要としません。哲学、経済、文学、芸術、スポーツ・・・あらゆる分野において、表現し尽くされたものは、ないのです。
文章の元になる言葉もまた、あやふやな概念にすぎず表現し尽くされていません。こうしたあやふやな言葉や文章を使って、僕たちは何をどう表現したらいいのか。
そんなところから、言葉と文章の旅を始めてみようと思うのです。